バフェット太郎です。

米10年債利回り1.57%と、直近のピーク1.74%から急落しています。

長期金利の下落はPERなど株式のバリュエーションの上昇要因になりますから、高PER株の多いグロース株を中心に買い戻されることが期待できます。

さて、先日発表された、3月のCPI(消費者物価指数)は予想+2.5%に対して、結果+2.6%と予想を上回りました。しかし、これは昨年の反動によるもので一時的と見る向きが多いです。

そのため、多くの投資家はインフレが加速しないことを理由に、長期金利も上昇しないと予想し、同時に高PER株のグロース株に強気の見方をしているわけです。

ところが、長期金利と相関関係の強い「カッパー/ゴールドレシオ」が上昇していることで、長期金利が予想外に上昇に転じてしまうリスクもあります。

【カッパーゴールドレシオ】
1
そもそも、「カッパー/ゴールド・レシオ」というのは、銅価格を金価格で割って求めた指数のことで、銅が金に対して買われていれば指数は上昇し、銅が金に対して売られていれば指数は下落します。

そして、銅は送電線から自動車まで幅広い用途で使われることから、景気の先行指標として知られている一方で、金は有事の際の安全資産として知られていますから、カッパーゴールドレシオが上昇しているということは景気拡大を示唆する一方で、指数が下落しているということは、景気の鈍化、あるいは縮小を示唆していると言えるのです。

そこでカッパーゴールドレシオの日足チャートを眺めると、3月をピークに下落基調にあったものの、50日移動平均線をサポートラインに反発してしまいました。

つまり、これは景気拡大を示唆しているので、インフレ加速に伴う長期金利の上昇を予感させるだけでなく、株式のバリュエーション低下によるグロース株の急落を予感させます。

【長期金利とカッパーゴールドレシオ】
2
実際、過去10年の米10年債利回りとカッパー/ゴールドレシオの推移を眺めると、概ね相関関係にあることがわかります。

そのため、市場参加者の多くはインフレは一時的であると考えていますが、カッパーゴールドレシオが上昇に転じたことを考えると、過度な楽観は禁物かもしれません。

グッドラック。

【無料】米国高配当株レポートの「オックスフォードインカムレター」はこちらからどうぞ

【無料】米国優良株レポートの「モトリーフール」はこちらからどうぞ

SPONSORED LINK