バフェット太郎です。

著名投資家でCNBCの名物キャスターであるジム・クレイマー氏が、保有するビットコインの半分を売却したとのこと。

クレイマー氏はCNBCの番組内で、ビットコイン価格が1万2000ドルだった時に購入し、保有していたビットコインの半分を売却して、その資金で住宅ローンを返済したと明かしました。

クレイマー氏は「みんなが(私が売ったことで)腹を立ててるということはわかっている。しかし、昨日私はそれで住宅ローンを完済したんだ」「今や私は自分の家がある。この通貨を買ったおかげだ。私は勝ったんだ!」と語り、勝利宣言をしました。

クレイマー氏は昨年9月に同番組内で「純資産の1%を仮想通貨ビットコインに投資するかもしれない」と語っていて、当時のビットコイン価格は1万~1万2000ドルで推移していました。

【ビットコイン:週足】
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クレイマー氏がビットコインに投資をした直後に価格が急騰したことを考えると、タイミングは抜群に良かったことがわかります。

ちなみに、クレイマー氏は仮想通貨運用会社モルガンクリーク・デジタルの共同創設者であるアンソニー・ポンプリアーノ氏のポッドキャストに出演した際に、「ビットコインに50万ドル投資した」と述べていました。

仮にこれが純資産の1%だとすると、クレイマー氏の純資産は5000万ドル(約54億円)程度だということになります。また、ビットコイン価格がクレイマー氏の買い値から約5倍も値上がりしたことを考えると、クレイマー氏のビットコイン評価額は一時300万ドルにも上り、現在は150万ドル相当のビットコインを保有していることが予想されます。

さて、クレイマー氏の投資タイミングが抜群に良かったことを考えると、売却したタイミングも短期的に見れば良かった可能性があります。

【コインベース(COIN)】
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14日に米仮想通貨取引所コインベース(COIN)がダイレクトリスティング(直接上場)によってナスダックに上場したわけですが、上場初日の株価は一時310ドルと、高値の429.54ドルから27.8%安と暴落する場面がありました。

また、現在も依然として322ドルで推移していることを考えると、高値掴みをして含み損を抱えてしまっている個人投資家は大勢いることが予想されます。

そもそもダイレクトリスティングによる上場は、通常のIPO(新規公開株式)とは異なり、新株を発行することもなければ、当然、新株を引き受ける証券会社も必要ありません。

そのため、株式の希薄化が起こりませんし、低コストで上場できるというメリットがあります。しかし、その一方で流動性が低下して株価が値崩れを起こしやすいです。

実際、フェイスブック(FB)もダイレクトリスティングによって上場しましたが、株価は大暴落しました。

【フェイスブック:2012ー2013末】
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フェイスブックは上場初日に一時45ドルの高値を付けましたが、その後一時17.55ドルと61%も大暴落しました。

このように、ダイレクトリスティングによる上場は失敗に終わることは少なくなく、コインベースの上場も失敗に終わる可能性があります。

そして、仮にコインベースの株価が暴落すれば、ビットコインに対するムードも悪化するので、価格が低迷してしまうかもしれないのです。

【ビットコイン:日足】
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ビットコインの日足チャートを眺めると、一時6万0048ドルと、これまでのレジスタンス(上値抵抗線)まで下落したことがわかります。そのため、このレジスタンスがサポートライン(下値支持線)に転換して反発するのか、あるいはこのまま下落が続き、50日移動平均線を割りこんでしまうのかが注目されます。

このように、ビットコインは大きな値上がり益が期待できる一方で、暴落する可能性が十分あるなど、非常にボラティリティ(価格変動率)の高い資産であることがわかります。

そのため、ビットコインの投資を敬遠する人も少なくありません。実際、これから暴落する可能性は十分ありますし、投機的な資産であることは間違いありませんから、無理に投資をする必要はありません。

しかし、ビットコインが急騰したことで、ビットコインを保有する者と保有しない者との間で格差が生まれてしまったのも事実です。これに対して、「世の中は間違っている」と考えるのは勝手ですが、世界中で不動産バブルが起きたように、資産を持つ者と持たざる者とで格差が生まれるのは今も昔も変わらないのです。

ですから、「世の中は不公平である」ということを認めて、素直に値上がりする可能性のある資産に投資するのはある意味賢明な判断だと思います。

とはいえ、ビットコインなど仮想通貨に有り金すべて投資するのは間違った投資戦略です。ビットコインのようなリスクの高い資産に投資する場合は、クレイマー氏がそうしたように、純資産の1%までと決めてリスク許容度の範囲内で投資するのがいいと思います。

1%に留めることで、ビットコインが仮に半値になったとしても資産全体に与える影響は0.5%にしかなりませんし、仮に10倍、100倍に値上がりすれば、ビットコインはあなたの主要な投資先になります。

かくいうバフェット太郎も2019年からポートフォリオの1%までと決めて、ビットコイン投資を始めました。その後、何度か買い増したことで、今では資産全体の5%以上をビットコインが占めていますし、ブログで公開している「バフェット太郎10種」で最大比率を誇るエクソン・モービル(XOM)よりも評価額が大きくなっていて無視できない存在になっています。

ちなみに、バフェット太郎はBTCを購入する際コインチェック」を利用しています。

コインチェック」はマネックス・グループの傘下になったことで、徹底したセキュリティ体制が構築されましたから、安全性の面から信頼できる取引所ですし、サイトも非常に使いやすいのでオススメです。

また、「ビットフライヤー 」はビットコインを100円から(※コインチェックは500円から)と少額投資できるので、気軽に少額分散投資をしたい個人投資家にオススメです。

グッドラック。 

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※2 Bitcoin 日本語情報サイト調べ。国内暗号資産交換業者における 2016年-2019年の年間出来高(差金決済/先物取引を含む) 

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