バフェット太郎です。
バフェットが株主総会で「世界は劇的に変わる」としつつも、米国経済への自信を深める発言をしました。
【世界時価総額ランキング2021】

世界の時価総額ランキング上位20社のリストを眺めると、上からアップル、サウジ・アラムコ、マイクロソフト、アマゾン、アルファベット、フェイスブックと、上位6社のうち5社が米国企業となっています。
ちなみに、サウジの石油企業サウジアラムコは国有企業ですから民間企業に限定した場合、上位を米国企業が独占していることになります。
とはいえ、30年前は米国ではなく、日本勢が上位を独占していました。
【世界時価総額ランキング1989】

1989年の世界の時価総額ランキングを眺めると、上位4社が日本企業であるほか上位20社のうち13社が日本企業でした。
その後、バブルが崩壊したことで日本企業の時価総額は大暴落してしまい、その後も国際競争力を高めることができなかったことで、現在は日本で最も時価総額の高いトヨタ自動車ですら、世界の時価総額ランキングで48位に留まっています。
ただし、日本勢が凋落したものの、時価総額の規模は30年で一桁上がったことから「資本主義社会は資本家にとって、信じられないほどうまく機能している」と語りました。
また、バフェットは変わり得るものとして、国だけではなく、セクターについても言及しました。
たとえば、投資家の中には米自動車産業が過去100年で劇的に成長したことから、100年前に自動車株に投資をしていたら、その一族は莫大な資産を築けたのでは?と考える人もいるかもしれません。しかし、セクター内の競争が激しかったことを考えると必ずしもそうとは言い切れないのです。
【自動車メーカーリスト】

現代の米国ではビッグ・スリーである、GM、フォード、クライスラーの3社に加えて、テスラが代表的な自動車企業として知られていますが、100年前は自動車メーカーが少なくとも2000社以上存在していて、その多くが淘汰されたのです。
ちなみに、このリストは100年前の「Ma」から始まる自動車メーカーだけを紹介したリストになるのですが、それだけでも40社存在していたそうです。
そのため、セクターの未来がたとえ素晴らしくても、銘柄選択を誤れば、その恩恵を享受することができない可能性があるのです。
これは、現代の投資環境にも同じことが言えると思います。たとえば、EV産業や宇宙産業、ゲノム創薬等はこれから大きく成長することが予想されますが、企業間同士による競争もこれからどんどん激化することが予想されます。
つまり、産業が成長する中で、一握りの勝ち組を残してほとんどが淘汰されることから、個別株に投資をするよりも、市場全体に投資できるETFに投資する方が賢明だと言えるんです。
グッドラック。
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【世界時価総額ランキング2021】

世界の時価総額ランキング上位20社のリストを眺めると、上からアップル、サウジ・アラムコ、マイクロソフト、アマゾン、アルファベット、フェイスブックと、上位6社のうち5社が米国企業となっています。
ちなみに、サウジの石油企業サウジアラムコは国有企業ですから民間企業に限定した場合、上位を米国企業が独占していることになります。
とはいえ、30年前は米国ではなく、日本勢が上位を独占していました。
【世界時価総額ランキング1989】

1989年の世界の時価総額ランキングを眺めると、上位4社が日本企業であるほか上位20社のうち13社が日本企業でした。
その後、バブルが崩壊したことで日本企業の時価総額は大暴落してしまい、その後も国際競争力を高めることができなかったことで、現在は日本で最も時価総額の高いトヨタ自動車ですら、世界の時価総額ランキングで48位に留まっています。
ただし、日本勢が凋落したものの、時価総額の規模は30年で一桁上がったことから「資本主義社会は資本家にとって、信じられないほどうまく機能している」と語りました。
また、バフェットは変わり得るものとして、国だけではなく、セクターについても言及しました。
たとえば、投資家の中には米自動車産業が過去100年で劇的に成長したことから、100年前に自動車株に投資をしていたら、その一族は莫大な資産を築けたのでは?と考える人もいるかもしれません。しかし、セクター内の競争が激しかったことを考えると必ずしもそうとは言い切れないのです。
【自動車メーカーリスト】

現代の米国ではビッグ・スリーである、GM、フォード、クライスラーの3社に加えて、テスラが代表的な自動車企業として知られていますが、100年前は自動車メーカーが少なくとも2000社以上存在していて、その多くが淘汰されたのです。
ちなみに、このリストは100年前の「Ma」から始まる自動車メーカーだけを紹介したリストになるのですが、それだけでも40社存在していたそうです。
そのため、セクターの未来がたとえ素晴らしくても、銘柄選択を誤れば、その恩恵を享受することができない可能性があるのです。
これは、現代の投資環境にも同じことが言えると思います。たとえば、EV産業や宇宙産業、ゲノム創薬等はこれから大きく成長することが予想されますが、企業間同士による競争もこれからどんどん激化することが予想されます。
つまり、産業が成長する中で、一握りの勝ち組を残してほとんどが淘汰されることから、個別株に投資をするよりも、市場全体に投資できるETFに投資する方が賢明だと言えるんです。
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