バフェット太郎です。

著名投資家ウォーレン・バフェット率いる投資会社バークシャー・ハザウェイの年次株主総会で、株主から「S&P500インデックスファンドとバークシャーなら、どちらに投資をすべきか?」という質問がありました。

過去15年を振り返ると、バークシャー株は市場平均をアンダーパフォームしているのですが、マンガーはこれを「歴史の偶然」とした上で、「複合的に見て、私は市場よりバークシャーに賭けたい。これは、私たちが死んでしまうことを前提にしている」と話しました。

この「私たちが死んでしまうこと」というのはつまり、バフェットとマンガーの後継者が運用したとしても、長期的に見れば市場平均をアウトパフォームできるという自信を表しています。

その一方でバフェットは、「オッズはバークシャーの方が有利だ」としつつも、「私はバークシャーがいいが、平均的な人が銘柄選別をやれるとは思わない」と、インデックスファンドを推奨しました。

バフェットはかねてからインデックスファンドへの投資を推奨してきましたし、自分の死後に妻に残すお金は、S&P500インデックスファンドに90%、米短期債に10%と決めているそうです。

これは、個別株に投資をする際、いくらで買うのか?ということが非常に重要になりますが、そうした判断が素人では難しいからです。

また、個別株はインデックスファンドと比べて分散されていない分、ボラティリティ(価格変動率)も大きくなりやすいです。そのため、暴落局面で狼狽売りに走る個人投資家も少なくなく、バフェットが推奨する長期保有をほとんどの人ができないのです。

こうしたことから、これから投資をはじめてみようと考えている人は、個別株よりもS&P500インデックスファンドに投資をした方がいいかもしれません。

具体的な銘柄を挙げると「バンガードS&P500ETF(VOO)」は運用コストとなる経費率が0.03%と非常に低く、今後、さらに低下する可能性もあります。

グッドラック。

【無料】米国高配当株レポートの「オックスフォードインカムレター」はこちらからどうぞ

【無料】米国優良株レポートの「モトリーフール」はこちらからどうぞ

SPONSORED LINK