バフェット太郎です。

米電気自動車最大手テスラ(TSLA)のイーロン・マスクCEOが、ビットコイン決済の停止を発表しました。これによって、ビットコイン価格は暴落し、一時4万7000ドルをつける場面がありました。

テスラがビットコイン決済を停止した理由は、ビットコインの採掘等によって、石炭など化石燃料の使用が増えることを懸念したためです。

具体的に説明すると、そもそも、ビットコインの採掘には莫大な電気代がかかります。(※この電気代こそがビットコインの価値を担保しているという意見もあります。)そして、新興国ほど火力発電に頼っていますから、石炭の消費量が多いです。

そのため、ビットコインの普及は石炭の消費量を増やすことに繋がるので、「ビットコインは環境に悪い」と言えますし、環境にやさしい電気自動車を製造しているテスラがビットコインの普及を後押しすべきではないという結論に達したというわけです。

ただし、仮想通貨界隈では、「マイナー(採掘業者)の76%が再生可能エネルギーを利用している」とした上で、「ビットコイン採掘業界の総電力量の39%が再生可能エネルギーに由来する」といった反論が出ています。

また、「長期的に見れば、再生可能エネルギーの利用はさらに増える一方で、化石燃料の使用は減る」と見られていることから、必ずしも「ビットコインが環境に悪い」とは言えません。

【ビットコイン:日足】
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さて、ビットコインの日足チャートを眺めると、50日移動平均線がレジスタンス(上値抵抗線)となって上値が重い展開が続いていることがわかります。

【ビットコイン:週足】
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また、ビットコインの週足チャートを眺めると、2万7332ドル水準に50週移動平均線が控えていることから、最悪3万ドルを割り込む展開も覚悟しておいた方がいいかもしれません。

では、これでビットコインの第二次ブームは終わりを迎えるのか?というと、そうではありません。

【ビットコインのS2Fモデル】
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S2Fモデルで算出したビットコインのモデル価格は5万7144ドルであることを考えると、現在の5万ドル水準はやや割安と言えると思います。また、年内にはモデル価格が10万ドルに達することを考えれば、第二次ブームが終わったとは言えません。

ただし、ビットコインは水色のレンジ内で推移することを考えれば、ボラティリティ(価格変動率)が非常に大きく、短期的な暴落は覚悟する必要があります。

そのため、ビットコインにこれから投資をしようと考えている投資家は、ポートフォリオの1%~3%程度を目安に保有することをオススメします。

なぜなら、仮にポートフォリオの1%にあたるビットコインが買い値から半値になったとしても、資産評価額全体に対して-0.5%の影響しか与えませんし、残りの99.5%の資産を年間+0.6%で運用するだけで元の資産に戻すことができるからです。

また、仮に保有している1%分のビットコインが10倍に値上がりすれば、ポートフォリオに占める割合は10%と、あなたの主要な投資先になりますし、もし100倍に値上がりすれば、ポートフォリオに占める割合は50%まで高まり、あなたの主力銘柄になるほか、資産額は2倍に増加します。

ですから、BTCの大きな値上がり益が期待できること、そしてボラティリティも大きいことを考えると、個人投資家がBTCを1%だけ保有しておくというアイディアは悪くないと思います。

ちなみに、バフェット太郎はBTCを購入する際コインチェック」を利用しています。

コインチェック」はマネックス・グループの傘下になったことで、徹底したセキュリティ体制が構築されましたから、安全性の面から信頼できる取引所ですし、サイトも非常に使いやすいのでオススメです。

また、「ビットフライヤー 」はビットコインを100円から(※コインチェックは500円から)と少額投資できるので、気軽に少額分散投資をしたい個人投資家にオススメです。

グッドラック。 

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※2 Bitcoin 日本語情報サイト調べ。国内暗号資産交換業者における 2016年-2019年の年間出来高(差金決済/先物取引を含む) 

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