バフェット太郎です。

7日のNYダウ株式市場は前日比+67.18ドル(+0.40%)高の1万7073.95ドルと小幅に上昇して取引を終えました。上昇した主な要因は、原油価格上昇によるものです。原油価格は前日比5.5%高の1バレル37.90ドルと2カ月半ぶりの高値をつけました。

原油価格上昇の主な要因は、雇用統計などの米経済指標が好調だったことでエネルギー需要も次第に上向くとの見方が広がったためです。加えて、米石油掘削リグ稼動数が2009年12月以来の低水準に減少したことや、米オクラホマ州の原油引き渡し拠点クッシングの在庫が予想を下回る積み増しとなったことなども好感されました。
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チャートは原油価格の日足チャートです。先月の15日にぼくが『原油は底打ちした!』と宣言した通り、原油価格は急上昇しました。一ヵ月前のセンチメントは「原油価格は1バレル20ドル台を割り込む!」と悲鳴にも似た声で極端な予想が相次いでいましたが、市場とは残酷なもので、現在彼らの予想した価格の二倍の値段がつけられています。

ただし短期的な急上昇も一服の兆しが見えています。38ドルにレジスタンス(上値抵抗線)があり、これをブレイクアウトするかが注目されています。

また、石油関連の個別銘柄ではエクソン・モービル(XOM)+2.64%高の84.46ドル、シェブロン(CVX)+3.12%高の90.67ドル、コノコフィリップス(COP)+0.68%高の41.40ドルで推移しています。XOMとCOPに関しても、ぼくはそれぞれ一ヵ月前に底打ちを宣言しています。

2月4日、『エクソン・モービル(XOM)に底打ち宣言!』

2月6日、『コノコフィリップス(COP)の減配は買いのサインだ!』

エネルギー株へのアプローチの仕方ですが、チャートを基本に過去の経験則を活かすやり方が正しいです。反対にPERとかPBRなどのバリュエーションは無視します。ぼくがそう考える理由は、エネルギー株は事業の競争優位性とか内在価値に関わらず、商品相場に業績を大きく左右されるからです。

例えばXOMの場合、2015年12月期の決算でEPSは7.60ドルから3.85ドルへと半減しました。これは競争優位性が崩壊したわけではなく原油価格が急落したためです。しかし、株価が84.46ドルの場合、PERは11倍から22倍へと上昇してしまうわけです。

PER絶対主義者の投資家からすれば、原油価格が急落したことでXOMの内在価値や競争優位性は半減し、割高だと評価してしまうでしょう。反対に、PER11倍のときは割安だと判断していたということです。でも何度も言いますがXOMの競争優位性が崩壊したわけでも半減したわけでもなく原油価格が急落したためです。

別の言い方をすれば、原油価格が急反発して業績が改善しPERが10倍になったとしても、割安ではないということです。

では、どのようにして株価が割安か割高か、あるいは買いか売りかを判断するかというと、過去の経験則に従う他ないのです。XOMの場合、過去5回の買いシグナルですべて上昇しています。つまり6回目の買いシグナルでも上昇すると考えるのが自然なのです。
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