バフェット太郎です。
【米小売売上高】
米商務省が発表した7月の小売売上高(前月比)は予想-0.3%に対して、結果-1.1%と予想を下回りました。また、コア小売売上高(前月比)も予想+0.1%に対して、結果-0.4%と予想を下回りました。
これは、経済活動の本格的な再開に伴い、消費先がモノからサービスへとシフトしていることが要因として挙げられます。
【米小売売上高(内訳)】
実際、コロナ禍で小売売上高の牽引役となってきた「自動車・関連部品販売店」の売上高は-3.9%、「電子商取引」は-3.1%と低迷した一方で、「ガソリン」は+2.4%と好調でした。
つまり、夏休み期間中、人々は自宅でネットショッピングをすることを止めて、自動車で外出や旅行を楽しむ人が増えたことを示唆しているわけです。
ちなみに、足元では新型コロナウイルスのデルタ変異株の感染拡大を受けて、消費が再び落ち込むのではとの懸念が強まっていますが、それほど心配する必要はないと思います。
なぜなら、秋以降は労働市場の回復に伴う消費の拡大が期待できるからです。
そもそも米国は、政府による手厚い失業給付によって、職場の給料よりも多い給付金を貰っている人たちがなかなか職場復帰しないなど、労働市場で雇用のミスマッチが起きているという問題を抱えています。
しかし、失業給付の上乗せ給付も9月上旬にはすべての州で打ち切られることが予定されているわけですから、打ち切りとともに労働市場は改善することが予想されるのです。
とりわけ、人手不足により時給は高騰していますから、その分の消費拡大が期待できます。
また、こうした中で世界小売最大手のウォルマート(WMT)が第2四半期決算を発表しています。
EPSは予想1.54ドルに対して、結果1.78ドルと予想を上回りました。
売上高は予想1359億2000万ドルに対して、結果1410億ドルと予想を上回りました。
ガイダンスは第3四半期のEPS見通しは予想1.29ドルに対して、新ガイダンス1.30~1.40ドルと予想を上回りました。
また、通年のEPS見通しは予想5.98ドルに対して、新ガイダンス6.20~6.35ドルと予想を上回りました。
この決算から、デルタ変異株の感染拡大が米国の消費活動を抑制する脅威にならないこと、そして足下の業績はすでに好調であることを示唆していると言えます。
グッドラック。
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【米小売売上高】
米商務省が発表した7月の小売売上高(前月比)は予想-0.3%に対して、結果-1.1%と予想を下回りました。また、コア小売売上高(前月比)も予想+0.1%に対して、結果-0.4%と予想を下回りました。
これは、経済活動の本格的な再開に伴い、消費先がモノからサービスへとシフトしていることが要因として挙げられます。
【米小売売上高(内訳)】
実際、コロナ禍で小売売上高の牽引役となってきた「自動車・関連部品販売店」の売上高は-3.9%、「電子商取引」は-3.1%と低迷した一方で、「ガソリン」は+2.4%と好調でした。
つまり、夏休み期間中、人々は自宅でネットショッピングをすることを止めて、自動車で外出や旅行を楽しむ人が増えたことを示唆しているわけです。
ちなみに、足元では新型コロナウイルスのデルタ変異株の感染拡大を受けて、消費が再び落ち込むのではとの懸念が強まっていますが、それほど心配する必要はないと思います。
なぜなら、秋以降は労働市場の回復に伴う消費の拡大が期待できるからです。
そもそも米国は、政府による手厚い失業給付によって、職場の給料よりも多い給付金を貰っている人たちがなかなか職場復帰しないなど、労働市場で雇用のミスマッチが起きているという問題を抱えています。
しかし、失業給付の上乗せ給付も9月上旬にはすべての州で打ち切られることが予定されているわけですから、打ち切りとともに労働市場は改善することが予想されるのです。
とりわけ、人手不足により時給は高騰していますから、その分の消費拡大が期待できます。
また、こうした中で世界小売最大手のウォルマート(WMT)が第2四半期決算を発表しています。
EPSは予想1.54ドルに対して、結果1.78ドルと予想を上回りました。
売上高は予想1359億2000万ドルに対して、結果1410億ドルと予想を上回りました。
ガイダンスは第3四半期のEPS見通しは予想1.29ドルに対して、新ガイダンス1.30~1.40ドルと予想を上回りました。
また、通年のEPS見通しは予想5.98ドルに対して、新ガイダンス6.20~6.35ドルと予想を上回りました。
この決算から、デルタ変異株の感染拡大が米国の消費活動を抑制する脅威にならないこと、そして足下の業績はすでに好調であることを示唆していると言えます。
グッドラック。
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