バフェット太郎です。

ツイッターがビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)のアドレスをプロフィールに入れる機能を実装する可能性があります。

報道によれば、ツイッターがこの機能をテストしているそうで、仮に実装されればユーザーが別のユーザーに対して、ビットコインやイーサリアムを送金することができるようになります。

言い換えれば、ツイッターが「投げ銭」機能を実装するということですから、ツイッターを活用して、誰でもBTCやETHを稼げるようになるということです。

これは、「一部のインフルエンサーがこれまで以上にお金を稼げるようになる」というだけに留まらず、先進国のユーザーが銀行口座を持つことすらできない発展途上国のユーザーに対して「投げ銭」をすることで、富の分配が広がる可能性があることを意味します。

ちなみに、ジャック・ドーシーCEOは第2四半期決算説明会で、「インターネットにはネイティブ通貨が必要で、それにはビットコインが一番適している」とした上で、「もし、インターネットに世界中が利用できる統一された通貨があれば、商業活動やサブスクリプション、またツイッターの新機能である『Super Follows』や『Tip Jar』などのプロダクトをより速く処理することが可能になる」「そしてそれによって、複数のマーケットを経由しなくても、世界中の個人にリーチできるようなサービスになり、このことは我々の未来にとって重要である」との考えを示していましたから、BTCとETHの「投げ銭」機能の実装は時間の問題です。

また、ビットコインが世界で普及すれば、ビットコイン価格の上昇も期待できます。

【ビットコイン:日足】
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ビットコインの日足チャートを眺めると、4万2500ドル水準のレジスタンス(上値抵抗線)と200日移動平均線を上にブレイクアウトしたことから、4月から始まった弱気相場はすでに終っています。

【S2Fモデルとビットコイン価格の推移】
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また、S2Fモデルとビットコインの推移を眺めると、薄い水色のレンジ内で推移していることがわかります。これは、ビットコインがモデル価格よりも割安であることを示唆しています。

ちなみに、モデル価格は10万2048ドルですから、現在の約4万9500ドルは51%割安であることを示唆しています。

★★★

ところで、これからビットコインに投資をしてみようと考えている人は、必ずポートフォリオの1%~5%の範囲内に収まるようにしてください。これは、ビットコインの将来性が期待できる一方で、ボラティリティ(価格変動率)も高いためです。

実際、4月の高値からわずか二カ月で一時56%安と半値になる場面がありました。

弱気相場というのは終わってみれば、「なんだ大したことなかったな」と思うものですが、暴落している局面では「一体いくらまで下がるのか」そして「弱気相場はいつまで続くのか」ということが誰にもわからず、一人で不安と戦わなければならないからです。

仮に、高値から50%値下がりする局面では、高値から70%~80%値下がりすることが想定されますし、一度弱気相場入りすれば、1~2年の弱気相場を覚悟する投資家も少なくありません。

そのため、ビットコインに投資をする場合は「80%の暴落」と「2年の弱気相場」を想定して、ポートフォリオの5%までに抑えた方が賢明です。

たとえば、5%分のビットコインが仮に80%安と暴落したとしても、残りの95%の資産を年率4.2%で運用すれば、資産額を元の水準に戻すことができます。

そして、仮にビットコインが5倍、10倍と値上がりすれば、あなたを億万長者にはしてくれないかもしれませんが、ポートフォリオにおけるビットコインが占める割合は20%~35%と、あなたの主力銘柄になります。

この投資スタイルはあなたをソッコーで億万長者にはしてくれませんが、ビットコインへの投資というのはそれで十分だと思うんです。

グッドラック。

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※1 暗号資産(仮想通貨)取引サービス利用者 20-69歳男女1,000人を対象に、インターネットによるアンケートを実施。調査実施日は2020年6月18-29日。調査機関:(株)インテージ 

※2 Bitcoin 日本語情報サイト調べ。国内暗号資産交換業者における 2016年-2019年の年間出来高(差金決済/先物取引を含む) 

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