バフェット太郎です。

未熟な長期投資家ほどアマゾン(AMZN)やシェイクシャック(SHAK)のようなイケてる銘柄に長期投資しようと考えていますが、これは間違いです。なぜならこれらの銘柄は「成長の罠」にハマる可能性が極めて高いからです。

「成長の罠」とは、投資家が将来有望と期待されているイケてる銘柄に過大な値段を支払わされるため、長期的な(配当再投資を含めた)トータルリターンは市場平均以下になるというものです。

AMZNやSHAKに長期投資をする人たちはこう考えています。

1、業績の伸びしろがある
2、ライバルがいない
3、直近の高値からかなり値下がりしている

1の業績の伸びしろがあるというのは当たり前です。その企業をとりまく業界全体で伸びしろがある場合も同じです。伸びしろがあるが故に、株価はそれを織り込むので高PERになりやすいです。ちなみにAMZNのPER450倍、SHAKのPER1260倍です。AMZNの場合、業績が10倍になってもPER45倍なら株価も同じです。つまり、業績が10倍になったときも投資家から将来に対してPER50倍を超えるような過大な期待が寄せられていなければいけないというわけです。
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2のライバルがいないというのも当たり前です。イケてる企業は新サービス、新商品を市場に投入するので最初はブルーオーシャンのため利益率は高いです。しかし次第に競争が激しくなり、気づけばレッド―シャン(血の海)で全然儲からなくなる場合だってあるわけです。

AMZNのジェフ・ベゾスのすごいところはブルーオーシャンのなかであえて利益を出さないということにあります。利益率を悪くすることでライバルの参入を防ぐことができるのです。また、ライバルが途中で挫折していくなか、ズンズンと企業を大きくしていくのです。すると気づいたときにはAMZNに太刀打ちできる企業がいない。そこでようやく利益をとりにいけば良いというわけです。

しかし、投資家が想定していたよりも利益が低ければ当然株価は暴落します。つまり最高益を叩きだしても株価は暴落するかもしれないということです。

3の直近の高値からかなり値下がりしているということを、割安になっていると考える未熟な投資家が多いですが、これは割安でも何でもありません。体重300㎏の人が100㎏落として200㎏にしたとしても肥満は肥満だということと同じです。つまり株価が下がっても割高であるという事実は変わらないということです。

そういうことをわかっていない経験の浅い投資家ほど、持っていて自慢したくなるようなイケてる銘柄に長期投資して凍死家になっていくのです。
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