バフェット太郎です。

18日のNYダウ株式市場は前日比+120.81ドル(+0.69%)高の1万7602.30ドルと続伸して取引を終えました。昨日に引き続き、FRB(米連邦準備理事会)が年内の利上げ回数を当初予定されていた4回を2回に下方修正したことが好感されました。また、バンク・オブ・アメリカ(BAC)とJPモルガン・チェース(JPM)は自社株買いを発表したことでBACは+2.91%高、JPMは+2.94%高と相場を押し上げました。

一方で原油相場は1バレル40ドルを超えたことで利益確定売りに押され下落しました。また、国内の石油掘削装置(リグ)か同数が三か月ぶりに増加したことも影響しました。
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チャートは原油の日足チャートです。RSIは買われすぎを示す70ptを付けたことや200日移動平均線に抑えられていることから、短期的には売られると思います。
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こちらはエネルギー・セレクト・セクターSPDRファンド(XLE)の日足チャートです。価格が上昇しているのに対し、RSIは上昇しておらずダイバージェンスが発生しています。これは上昇相場の最終局面に出現しやすいシグナルなので、注意が必要です。加えて200日移動平均線にも抑えられています。
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NYダウの日足チャートです。予想に反して1万7140ドルのレジスタンスをあっさり突破しましたが、RSIは買われすぎの水準となる70ptを上回って推移しています。
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NYダウを週足チャートで眺めると、昨年の五月を高値に上値がジリジリ切り下がっていることが確認できます。短期的な上値は1万7700ドルになります。原油価格が短期的に買われすぎの水準に達していることや、エネルギー株にダイバージェンスが発生していることから、NYダウもこの上値に抑えられるようにして下落すると考えています。投資の神様(通称:逆神)ジム・ロジャーズばりに言えば「ダウは100%暴落する!」
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