バフェット太郎です。

テレビコメンテーターとして活躍する(自称)経営コンサルタントのショーンKことショーン・マクアードル川上氏(本名:川上伸一郎)が学歴詐称と報じられ、四月からスタート予定の『ユアタイム~あなたの時間~』(フジテレビ系)をはじめ、出演番組をほとんどすべて自粛することを発表したことが世間の注目を集めています。

彼の学歴はテンプル大卒、ハーバード・ビジネス・スクールでMBAを取得、パリ大学に留学としていましたが、実際は高卒でハーバードはセミナーを聴講しただけ、さらにパリ大学はオープンキャンパスに行っただけだったとか。一方で英語力はネイティブレベルでラジオDJなどをしていたことから「話す力」においては相当能力が高かったのだと思われます。また、整形疑惑の端整な顔立ちや低音の美声が世間を魅了しました。

大企業の高学歴おじさんたちは、彼の嘘っぱちの学歴にコロッと騙されたわけですが、音楽にしろワインにしろ、嘘っぱちなものは世の中に腐るほど出回っていて、それを世間が誤って評価してしまうのは今も昔もずっと変わりません。別の言い方をすれば、世間はハッタリで簡単に騙せるし、それほど学歴や経歴、プロフィールなどにコンプレックスを持っているわけです。

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例えば、今まで勉強を怠けていた人でも、『一日30分マンガを読むだけで、一か月で教養人になる方法』だってあるわけです。それが『まんがで読破シリーズ 』です。

経済学の古典で名著となっているジョン・メイナード・ケインズ著『雇用・利子および貨幣の一般理論』 もまんがで読破できます。その他にもマルクスの『資本論』やアダム・スミスの『国富論』、アランの『幸福論』、ミルの『自由論』、ルソーの『社会契約論』などなど。これを一日一冊、30日も読めば、相当な教養人になります。

スーパー教養人になれば、会社で人を使う立場の人に、「マキャベリの君主論のように、ときには部下から怖れられるように振る舞うとことも大切ですよね」とか言えたり、あるいは、金融商品の目論見書がやたら長いことについても「シェイクスピアのヴェニスの商人じゃないけど、誰もシャイロックのようになりたくないからね」とか言えたりするわけです。

もう教養が、知性が溢れて抑えきれないような奴になるわけです。世間はこういうハッタリに弱いですから、あなたに対する上司の評価が「デキる男」にコロッと変わったりするものです。しかし、これを女性の前でやれば「何言ってるかわかんない、つまんない男」になるわけで、教養も使い方に気を付けなければなりません。

誰もがショーンKのようにネイティブレベルの英会話力を身につけることはできませんが、スーパー教養人レベルなら誰もが簡単に身につけることができ、世間を欺くことができるのです。
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