バフェット太郎です。

12日のNYダウ株式市場は、前日比+9.38ドル(0.05%)高の1万7720.50ドルとほぼ横ばいで取引きを終えました。原油価格が上昇したことでエネルギー株が上昇したものの、アップル(AAPL)のiPhone需要鈍化懸念から同社の株が売られ、相場の上値を重くしました。AAPLの株価は2014年以来、一時90ドルを割り込みました。
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ダウは三角保ち合いを形成しており、どちらか一方に大きく動くことを予感させます。
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原油価格は年明け以降、ダブルボトムを形成し、底を打っています。一時47.02ドルまで上昇、今年の最高値を記録しエネルギー株が相場全体を押し上げています。
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AAPLの週足チャートです。三角保ち合いのサポートラインを試す展開です。一般的に三角保ち合い後の目標株価は三角保ち合いの始まった高値とその後の安値の幅と同じ幅と言われています。株価を標準値で見れば、目標株価は50ドルですが、対数値で見れば65ドル程度になります。65ドルのバリュエーションはPER7.24倍、配当利回り3.5%です。

AAPLは高PER株ではないから割安だと判断し、長期保有している投資家は少なくありません。しかし、AAPLのように売上高成長率に勢いのあった株が一度鈍化すると株価は雪崩のように崩れるものです。それにも関わらずバカの一つ覚えのように、ハイテクグロース株を将来有望だからという理由でバイ&ホールドすれば大変な含み損を抱えると思いますよ。

ちなみにMACDにはデッドクロスの「売り」シグナルがでています。
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