バフェット太郎です。

経験の浅い自称長期投資家ほど、弱気相場になった途端に怖くなって投資をやめてしまいます。あのね、長期投資家の富は弱気相場が作ってくれるのに、そこで逃げちゃったらなーんにもならないんだよ。

7月2日付の日本経済新聞に「残念ながら投資信託は株価が高い時に買われ、下落時に売られがち。結果的に投資家のリターンは悪くなる。日本でも米国でも同じだ」。(大手投資信託会社バンガードのアジアパシフィック運用部門統括責任者ロドニー・コメジス氏)との記事。

こうした「高値買いの安値売り」は投資経験の浅い投資家がやってしまいがちです。また、そういう人ほど経済や金融の知識が乏しく、「みんながやってるから」とか「株価上昇がテレビで話題になってるから」という理由で投資を始めているので、弱気相場になった途端に怖くなって投資をやめてしまうのです。だから投資信託は株価が高い時に買われて下落時に売られがちになるだけで、投資経験の長い投資家の投資行動ではありません。その証拠に経験の長い投資家ほど個別株を逆張りの姿勢で売買してるのがニュースになったりします。

バフェット太郎は「みんながー」とか「テレビで―」など軽い気持ちで投資の世界に踏み込んで、そうそうと逃げ出す情弱な人たちに何かアドバイスする気にはなりませんが、長期投資家を目指す人には「逃げるな」って言いたい。
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長期投資家にとって富の源泉は弱気相場にあります。弱気相場で買い増した資産が上昇相場に大きなリターンとなって還ってくるので、長期投資家は弱気相場で情弱な人たちと一緒に逃げてたらなーんにもならないんです。でも、先行き不透明感の高まるなかで「投資とか無理」ってなる気持ちもわかります。そういう人こそ自身の投資戦略にルールを設定するべきです。

例えば、代表的なルールにはドルコスト平均法が挙げられます。ドルコスト平均法とは、定期的に一定額買い増すことをルールにすることで、株価が下がっているときほど多くの株が買え、株価が上がっているときほど株を買うことを抑えれることができるというものです。

バフェット太郎も投資戦略にドルコスト平均法を採用しており、毎月定期的に株を買い増しています。こうすることで弱気相場でも株をしっかり買い増すことができるんです。

あと、今の米国株相場って日本の投資家からすると買いづらいと思います。なぜならNYダウが高値から-3%程度しか落ちてないから。でも実際は円建てで見ると約20%落ちてるんです。そういうのを知らずに「2月の1万5000ドル台まで落ちないと買えない」とか「まだこれから下がる余地は十分ある」とか痛いこと言ってるんです。あのね、円建てで見たら2月の底値はとっくに割り込んだから。残念な長期投資家ほど暴落を待ってたりするわけですが、実際はすでに底を打って反転相場に突入しちゃってるから。

そういうことを知らない経験の浅い残念な長期投資家ほど「まだかな、まだかな、暴落まだかな」とかいつまでも痛いことつぶやいてボーっとしてるんです。

グッドラック。

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