バフェット太郎です。

7日のNYダウ株式市場は前日比-22.74(-0.13%)安の1万7895.88ドルと下落して取引を終えました。米雇用関連の指標が好調だったため朝方はプラス圏で推移したものの、原油価格の下落を受けてエネルギー株が軒並み売られ、一時約-100ドル安と下げ幅を拡大しました。しかし、8日に発表を控えている雇用統計を前に買い戻しが入り、結局下げ幅を縮めました。

雇用統計の前哨戦として注目されている6月の全米雇用報告によれば、民間部門雇用者数は予想15万9000人増に対して、結果17万2000人増と予想を上回りました。また、米新規失業保険申請件数も予想27万件に対して、結果25万4000件と予想以上の強さが確認され、労働市場の底堅さが示されました。

一方で原油先物価格が前日比-5.64%安と大幅に下落しました。下落した主な要因は、EIA米エネルギー情報局が公表した週間在庫が市場予想ほど減らず、失望感が広がったためです。また、英国のEU(欧州連合)離脱の決定を背景に、将来の原油需要の先行き不透明感から売りが加速しました。
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原油価格の下落を受けてエクソン・モービル(XOM)は-1.20%安、シェブロン(CVX)は-1.46%安と相場の重しとなりました。
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チャートは原油の日足チャートです。2月以降、強気の上昇トレンドチャネルを形成していたものの、明確に下にブレイクアウトしてしまいました。ターゲットは41~42ドルです。それをさらに割り込むようなら次のターゲットは34~36ドルになります。

グッドラック。

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