バフェット太郎です。

米国の良好な経済指標と予想ほど悪くない企業決算を受けて、株式市場は連日のように史上最高値を更新しているわけですが、こうした相場ではどのような投資戦略をとるべきでしょうか。

結論から言えば、たったひとつの正しい投資戦略というものはありません。正しい投資戦略は無数にある一方、誤った投資戦略も無数に存在します。そのなかで、あなたの投資スタイルに合った投資手法を探さなければならないのです。

バフェット太郎の場合、米国の超大型優良高配当株に分散投資し、配当を再投資するという投資スタイルなので、この場合の正しい投資手法というのは「規律に従って買い増す」というものになります。

一方で誤った投資手法というのは、もうすぐ暴落が来そうだという理由で株式を売却することです。株式投資を最近始めたばかりの人にはわからないかもしれませんが、「暴落論」というのは常にあって、08年の金融危機以降も毎年のように「暴落論」が出ては消えてを繰り返していました。特に有名なのはジム・ロジャーズ氏とハリー・デント氏で、彼らは毎年のように暴落論を主張しているわけですが、ほとんどの場合で外れています。
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株式市場の歴史を振り返れば数年置きに必ず暴落は起きており、必然でもあるわけです。つまり、ジム・ロジャーズ氏やハリー・デント氏の主張はいつかは現実のものとなるわけですが、それを予想が当たったとは言わないのです。

名著『市場リスク 暴落は必然か』において、著者のリチャード・ブックステーバー氏は暴落は必然だから投資家は慣れるべきだと主張しています。そして、暴落はいつ起きるかわからないからレバレッジを掛けないようにと忠告しています。加えて、できるだけシンプルな投資を心がけ、複雑な投資を控えるようにと述べています。

また、『投資で一番大切な20の教え―賢い投資家になるための隠れた常識』の著書ハワード・マークス氏は個人投資家はディフェンシブ銘柄に投資し長期で保有すべきだと主張しています。

バフェット太郎はジェレミー・シーゲル氏だけでなく、ブックステーバー氏やマークス氏など世界の偉人たちから影響を受けて現在の投資スタイルに落ち着きました。ちなみにこの投資スタイルたった10年で見つけることができたのだから自分で自分を褒めてあげたいです。

みんなも自分に合った投資スタイルと投資手法を見つけられるといいですね(棒読み)。

グッドラック。
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