バフェット太郎です。

投資新聞ウォールストリート・ジャーナルによれば、米石油大手のシェブロン(CVX)がアジア事業を縮小し、最大50億ドル相当の資産を売却して資金調達するとのこと。

先日、CVXは石油最大手のエクソン・モービル(XOM)などとともにカザフスタンの原油生産プロジェクトの拡張を決めるなど、アジアで大型投資に動き出していました。一方で、原油価格の反転はすぐには期待できないことから、全体の投資を圧縮しながら、資産を慎重に選別しています。

その選別の一環として、世界各地の資産売却を通じ最大100億ドルの調達を目指しているのですが、その大半をアジアの上流事業の売却で賄おうとしています。

報道によれば、中国国営企業の中国海洋石油(CNOOC)と合弁で立ち上げた海洋油田開発会社の持ち株も検討対象で、それだけで売却額は10億ドルに上る可能性があるとのこと。また、これらの資産は中国のエネルギー企業や政府系ファンドにとって魅力的な買収対象になります。 

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チャートはCVXの長期チャートです。過去に答えを求めれば、RSI(下の黄色いチャート)が50ptを下回ったとき、長期的にみればいずれも買い場であったことがわかります。

株価は1974年以降、強気のトレンドチャネルを形成しており崩れたことが一度もありません。また、ほとんどの期間を中央の緑線より上で推移していたことから、現在の株価水準は割安であることがわかると思います。

つまり、原油価格が低迷していて、資産売却に走っている今こそCVXは「買い」なんです。

グッドラック。

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