バフェット太郎です。複利の効果は凄まじく恐ろしい。たとえば、ここで三つのケースを例に挙げて考えてみたいと思います。①:毎年50万円の積立貯金をした場合②:100万円を年平均利回り7%で運用した場合(積立金はなし)③:➀と➁を組み合わせた場合(毎年50万円積立投資
【投資哲学】
配当株投資で気を付けるべき3つのポイント
バフェット太郎です。モトリーフールのスペシャルレポートに『配当株探しの3つのヒントと注目3銘柄 』との記事。配当株に投資する際、いくつか気を付けたい点があります。それは、配当利回りは高ければ高いほど良いというわけではないことです。そもそも、高い配当利回りは株
FOMC「フォワード・ガイダンス」導入検討 個人投資家が攻めるべき時が来た
バフェット太郎です。FRB(米連邦準備制度理事会)が公表した7月のFOMC(連邦公開市場委員会)議事要旨によれば、FRBは「フォワード・ガイダンス」を導入する考えを示しました。「フォワード・ガイダンス」とは、物価や失業率に数値目標を設けて、それを達成するまで利上げを
バフェット氏、金融株を売り、金鉱株を買う
バフェット太郎です。著名投資家ウォーレン・バフェット氏率いる投資会社バークシャー・ハザウェイ(BRK.B)が銀行株を大量に売却していることが明らかになりました。ウェルズ・ファーゴ(WFC)の保有株数は2億4000万株と、前回発表の3億2000万株から26%減少しました。バン
バフェット、自社株買いを加速 手元資金の使い道を巡って苦肉の策
バフェット太郎です。著名投資家ウォーレン・バフェット氏率いる投資会社、バークシャー・ハザウェイ(BRK.B)が第2四半期決算を発表しました。内容は悪かったです。EPSは予想2.14ドルに対して、結果2.28ドルと予想を上回りました。売上高は予想611億4000万ドルに対して、結
GPIF、運用益が12兆円超の黒字 過去最高
バフェット太郎です。ブルームバーグによれば、GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)の2020年第1四半期(4-6月期)の運用益は約12兆円超の黒字と、前四半期の約17兆7000億円の赤字から一転して過去最高の運用益を記録したとのこと。ちなみに、これまでの運用益は2016年第3
割安な二流企業の株ではなく、適正価格の一流企業の株を買うべき理由
バフェット太郎です。投資をするなら二流の会社の株を買うよりも、一流の会社の株を買った方が良いです。なぜなら、一流企業は競争優位性の高い事業を所有していることから、事業の立て直しが二流企業よりも比較的容易で、長期で保有し続けることができるからです。たとえば
米写真用品大手コダック、株価一時+474%と大暴騰!!医薬品事業への期待感高まる
バフェット太郎です。米写真用品大手のイーストマン・コダックの株価が一時+474%と大暴騰しました。【イーストマン・コダック(KODK):日足】結局、この日の終値は前日比318%高の33.2ドルと、2014年以来の高値で取引を終えました。株価が大暴騰した主な要因は、新型コロナ
バフェット、不人気優良株のバンカメ株を870億円分買い増し
バフェット太郎です。 著名投資家ウォーレン・バフェット氏率いる投資会社バークシャー・ハザウェイが、バンク・オブ・アメリカ(BAC)の株式を約8億1300万ドル(約870億円)分買い増したことが明らかになりました。バフェットにとってバンク・オブ・アメリカ株はアップル(A
伝説の投資家ピーター・リンチに学ぶ、9つの鉄則
バフェット太郎です。米国株投資専門の投資情報サイト「モトリーフール」のスペシャルレポート(無料)に『伝説のファンドマネジャー、ピーター・リンチの9つの投資ヒント』はこれから個別株に投資しようと考えている人にとって必読です。そもそもピーター・リンチ氏とは、19
【長寿化】貧しい庶民には悲報だが、若く賢明な個人投資家には朗報か
バフェット太郎です。「人生100年時代」と呼ばれるかつてない高齢者会を迎えている中、平均寿命と健康寿命が延びていることは現役世代の投資家にとって朗報です。(出所:日本経済新聞)厚生労働省によれば、日本人の平均寿命は男性81歳、女性87歳、健康寿命は男性72歳、女性
元「債券王」ビル・グロースが高配当株を選好
バフェット太郎です。かつて数十年にわたって「債券王」として君臨(2014年に引退)したビル・グロース氏によれば、「短期的には、グロース株よりバリュー株を選好すべきだ」とのこと。そもそも代表的なグロース株であるFab5(脅威の5銘柄=フェイスブック、アマゾン・ドット
大衆が自らの意志でお金持ちになる権利を放棄する理由
バフェット太郎です。「人生100年時代」と言われる中で、人々の間でこれまで以上に格差が拡大するのは必然です。なぜなら、資本主義社会とは資本家(投資家)と労働者との間で、時間の経過とともに格差が拡大するようにデザインされていることがすでに証明されているからです
【投資哲学】優良株に”売り時”なし
バフェット太郎です。バフェット太郎の投資戦略は「米国の超大型優良株に投資して配当を再投資し続ける」というものなのですが、この投資戦略について、「売り時」はいつ?と疑問に思っている人も少なくないと思います。結論から言えば、この投資戦略に「売り時」などなく、
伝説の投資家ジム・シモンズ氏のお気に入りはヘルスケア株
バフェット太郎です。秘密主義として知られる伝説の投資家ジム・シモンズ氏のお気に入りセクターは「ヘルスケア」のようです。米ヘッジファンド大手ルネサンス・テクノロジーズの創業者シモンズ氏は、過去20年近く、年平均40%以上のリターンをたたき出すなど、運用成績では
GPIF、2019年度8兆円の赤字で情弱憤慨
バフェット太郎です。GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)が2019年度の運用実績が8兆2831億円もの赤字になったことを発表しました。通年で赤字となるのは2015年度以来4年ぶりで、運用利回りは-5.2%と過去三番目に悪い成績でした。運用成績が振るわなかった主な要因は、3
バフェット、かつての勢いに陰りか? S&P500を大きく下回る
バフェット太郎です。著名投資家ウォーレン・バフェット氏率いる投資会社、バークシャー・ハザウェイ(BRK.A)の過去10年のパフォーマンスがS&P500種指数を大きく下回るなど、かつての勢いに陰りが見え始めています。【バークシャー・ハザウェイ対S&P500トータルリターンの推
【米連続増配高配当株投資】10%の外国所得税を過度に悲観する必要はない
バフェット太郎です。米連続増配高配当株への投資を巡っては、10%の外国所得税が課せられることから「日本株投資よりも不利」といった意見があります。しかし、米国株と日本株とでは10%の外国所得税を上回るほどのパフォーマンスの差があることを考えれば、そのコストを支
すぐ投機に走る残念な若者たち
バフェット太郎です。これまで投資をしてこなかった若者が、実際に投資を始めてみてわかることがあります。それは、「株式投資って全然儲からないじゃないか…」ということ。それもそのはず、株式投資の期待利回りは「年率平均7%+インフレ率」なので、インフレ率を2%とした
無配株や低配当株への長期投資がなぜ報われにくいのか
バフェット太郎です。投資家の中には配当株よりも無配株の方が良いと盲信している人たちがいます。たしかに、配当には税金が掛かりますから、配当を出さない無配株の方が税制上有利であることを間違いありません。しかし、これは「生存バイアスの罠」にハマっていると言える
【悲報】ハイテク株、過去10年で四度目の暴落が近づいている
バフェット太郎です。「投資の初心者はハイテク成長株に投資すべき」Twitterでこんな言葉が聞こえ始めてぼくはゾッとした。なぜなら、相場の格言には「相場は悲観の中に生まれ、懐疑の中で育ち、楽観の中で成熟し、幸福感の中で消えていく」とあるから、誰もが強気になれる投
【詐欺師必読】特定の投資対象や投資スタイルを過去10年のパフォーマンスで評価する奴は情弱か詐欺師だけ
バフェット太郎です。特定の投資対象や投資スタイルを過去10年のパフォーマンスで評価して、他人の投資スタイルにケチをつける詐欺師がいるから改めて書いておくけれど、特定の投資対象や投資スタイルをたかだか過去10年のパフォーマンスで評価することなどできません。【S&P
【情弱必読】高配当株に比べて無配株が報われるという嘘
バフェット太郎です。個人投資家の中には「高配当株」に投資するよりも「無配株」に投資した方が報われやすいと考える人たちがいます。「たとえ配当利回りが5%の高配当株でも、株価がそれ以上値下がりするのなら、高配当株への投資は意味がないし、企業は利益を事業に再投資
米国株投資、為替リスクを懸念するのは情弱
バフェット太郎です。これから米国株投資を始めてみようと考えている人の中には「為替リスクがあるから危ない」と考えている人も少なくありません。たしかに、株価の下落に加えて為替まで下落すれば、指数以上に下落するのは事実ですから、為替リスクがあると言えるのは間違
世界最大のヘッジファンド「株式投資は『失われた10年』到来」と警告
バフェット太郎です。世界最大のヘッジファンド運用会社ブリッジウォーター・アソシエイツの顧客向けリポートによれば、これまで数十年にわたって先進国の収益性を高めた最大の要因である「グローバル化」はピークを過ぎ、現在は米中貿易摩擦と新型コロナウイルスのパンデミ
【投資哲学】農場に投資するように株に投資するということ
バフェット太郎です。クソダサい個人投資家ほど、値下がりする株をクソ株と切り捨て投げ売りするものです。しかし、賢明な投資家ほど株価の低迷を味方につけて、愚直に積立投資をすることで長期的な資産形成に成功しています。そもそも、株式投資の本質は事業のオーナーにな
人は含み損を抱えると大きなリスクを取るなど投機に走る傾向がある
バフェット太郎です。カーネギー・メロン大学のアレックス・イマス准教授によれば、「人は含み損を抱えると、より大きなリスクを取る傾向にある一方、損失が確定すると、その後はリスクをあまり取らなくなる傾向にある」とのこと。たとえば、ポーカーゲームなどのカードゲー
次の景気拡大局面は100カ月続く理由
バフェット太郎です。12日のNYダウ株式市場は、史上4番目の下げ幅を記録した前日から一転して477.37ドル(1.90%)高の2万5605.54ドルと急反発して取引を終えました。上昇した主な要因は、安値拾いの買いが優勢となったためです。ただし、ダウ平均の窓が埋まっていないこと、
債券に長期積立投資する残念な個人投資家たちへ
バフェット太郎です。人生100年時代と言われる中、将来に備えた資産形成として、株式だけでなく債券やREIT、コモディティに積立分散投資する人がいます。しかし、債券などへの分散投資は長期的なリターンを押し下げるだけなので、情弱の投資戦略です。事実、ジェレミー・シー
【朗報】FRB「少なくとも2022年末までゼロ金利を維持する」と表明 米国株は金融相場へ
バフェット太郎です。FRB(米連邦準備理事会)がFOMC(連邦公開市場委員会)で、「少なくとも2022年末までゼロ金利を維持する」として、長期の金融緩和方針を表明しました。FRBは2013年にベン・バーナンキFRB議長(当時)が量的緩和縮小を示唆したことでテーパー・タントラム
著名投資家スタンリー・ドラッケンミラー氏、弱気派から強気派に転向へ
バフェット太郎です。著名投資家スタンリー・ドラッケンミラー氏がCNBCのインタビューで「FRBを過小評価していた。謙虚になるべきだ」と話しました。一カ月前の講演では「米経済のV字回復は空想だ」と話していたので、相場見通しを180度変えたことを意味します。つまり、弱気
株価が底打ちしてから景気拡大局面入りするまでのタイムラグ
バフェット太郎です。先日、NBER(全米経済研究所)が米景気後退入りを宣言して、2009年6月から始まった景気拡大局面は128カ月と過去最長を記録して幕を閉じたわけですが、多くの投資家の関心は「二番底はいつ訪れるのか?」そして「株価はいつ底打ちするのか?」ということ
あなたの投資戦略のパフォーマンスは思った以上に「運」で決まる
バフェット太郎です。どのような投資戦略で挑むかを決める際、多くの投資家は長期的に市場をアウトパフォームした実績で知られる数々の戦略に従おうとするものです。かくいうバフェット太郎も連続増配株に投資しているわけですが、これも過去の経験則に従えば、長期的に見れ
【リセッション】全米経済研究所が景気後退入りを宣言
バフェット太郎です。NBER(全米経済研究所)が米景気後退入りを宣言し、過去最長の米景気拡大局面に幕を閉じました。NBERとは、経済学における実証分析の研究に特化した組織で、米国のノーベル経済学賞受賞者の半数以上が在籍しています。通常、リセッション入りの宣言は、
ダウ平均の歴史、およそ8年に一度のペースで大暴落
バフェット太郎です。今から三年前の2017年9月、著名投資家ウォーレン・バフェット氏はウォールストリート・ジャーナルの取材に対して「ダウ平均は今後100年で100万ドルを超える可能性がある」と答えました。これは当時の2万2000ドルからおよそ45倍も値上がりしなければ到達
【投資哲学】シンプルで一貫した投資方針を必ず実行すべき理由
バフェット太郎です。1996年、ジェームズ・P・オショーネシー氏はウォール街で用いられる様々な投資戦略のバックテストを行い、長期的な視点から検証した総合的な株式投資ガイドブック、『ウォール街で勝つ法則 - 株式投資で最高の収益を上げるために』という一冊の名著を出
なぜ、株価は上がるのか?
バフェット太郎です。なぜ、株価は上がるのか?新型コロナウイルスの感染第2波の懸念や黒人男性暴行死亡事件を巡る抗議デモへの懸念、さらに相次ぐ企業の倒産や失業者数の増加。こうした中でダウ平均は3月につけた1万6358ドルを底に、2万6200ドルと大暴騰しています。悪いニ
誰もゆっくりお金持ちになることには耐えられない
バフェット太郎です。これから株式投資を始めようと考えている人の多くは「結局何に投資すればいいの?」と疑問に思っているわけですが、株式投資の世界では「S&P500インデックスファンドに投資して配当を再投資し続けろ」というのが数ある答えのひとつとして知られています
楽観支配で米株爆上げ!!現金比率100%で二番底を待つ投資家はクソダサい
バフェット太郎です。26日のNYダウ株式市場は前日比529.95ドル(2.17%)高の2万4995.11ドルと急騰して取引を終えました。上昇した主な要因は、新型コロナワクチンや経済活動再開を巡る期待感が高まったためです。新型コロナワクチンを巡っては、米バイオ医薬品開発のノババ
賢明な投資家たちが習慣化していること
バフェット太郎です。これから投資を始めてみようと考えている人の多くは「何に投資すべきか」とか「いつ投資を始めるべきか」といったことばかり心配していると思います。しかし、あなたが株式投資を通じて資産を最大化させたいなら、「何に投資すべきか」とか「いつ投資を
コロナ後の世界で明暗わかれる米企業 格差は一層拡大する
バフェット太郎です。新型コロナウイルスによる「緊急事態宣言」が全国で解除され、人々の暮らしが元に戻りつつありますが、米国でも全米各州が外出禁止令の緩和に動いており、経済活動が再開しつつあります。しかし、日本も米国も経済活動の再開が認められても、元の世界に
株式投資は富裕層のためのツールではない!
バフェット太郎です。情弱な人ほど、株式投資は一握りの富裕層のためのものだと信じているものです。バフェット太郎がそう感じるのは、老後資金2000万円不足問題を巡って資産形成がその解決策になることが明らかであるにも関わらず、情弱な人はそれを「『パンがなければケー
米銀行株、世界同時不況により配当の見送りを余儀なくされるか
バフェット太郎です。 「コロナショック」により、銀行株が配当を見送る事態に追い込まれる可能性があります。これは、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)を受けて、食品スーパーやドラッグストアを除く小売業や飲食業、ホテル、レジャーなどのサービス業が壊
【悲報】米失業保険申請件数、過去9週間で3860万件と雇用悪化が止まらない!!
バフェット太郎です。米労働省が発表した失業保険申請件数は予想240万件に対して、結果243万8000件と予想を上回りました。前週の268万7000件からは鈍化したとは言え、依然として高水準であることに変わりありません。【米失業保険申請件数:単位千人】過去9週間の失業保険申
米経済、回復するまでに数年要するも、今から米国株に投資しておくべき理由
バフェット太郎です。経済活動の再開、そしてコロナウイルスワクチン開発への期待感から株式市場は堅調に推移しており、二番底への懸念が和らぎつつあります。ただし、その一方で一部のエコノミストらは世界経済が回復するまで3年程度かかる可能性があると指摘しており、個人
【悲報】バフェット、ゴールドマン株の大量売却で、金融株から避難か
バフェット太郎です。著名投資家ウォーレン・バフェット氏率いる投資会社バークシャー・ハザウェイがゴールドマン・サックス(GS)株の84%、JPモルガン・チェース(JPM)株の3%を3月末までに売却していたことが明らかになりました。また、損害保険で米最大手のトラベラーズ
【明暗分かれる小売株】コロナ後の世界は強者がますます強くなる世界
バフェット太郎です。米国では経済活動再開への期待感が高まっていますが、今回の「コロナショック」でとどめを刺される小売株は多く、淘汰の波が押し寄せることはほぼ確実です。そして、淘汰の波は生き残った一部の強者により大きな力を与えるきっかけとなります。ロックダ
【悲報】失業保険申請件数は過去8週間で3647万件と桁外れの数字に 5月失業率は20%に達する見通し
バフェット太郎です。米労働省が発表した失業保険申請件数は予想250万件に対して、結果298万1000件と予想より悪かったです。米労働市場が依然として壊滅的な打撃を受けていることが明らかになりました申請件数は過去8週間で3647万1000件に上り、米労働人口が1億6300万人であ
【悲報】バフェット、「お気に入り」の米地銀最大手USバンコープまで売却する
バフェット太郎です。著名投資家ウォーレン・バフェット氏が航空株4銘柄の全株売却に続いて、米大手地銀USバンコープ株を一部手放したことが明らかになりました。売却総額は1630万ドル(約174億円)でした。【バークシャー・ハザウェイのポートフォリオ】バークシャー・ハザ
趣味としての投資を楽しむ
バフェット太郎です。「コロナショック」による株価の急落を受けて、これから株式投資を始めてみようと考えている人の中には「一体に何に投資すればいいの?」と疑問に思っている人も少なくないと思います。投資の世界では「S&P500インデックスファンドに投資して配当を再投